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OS(基本ソフト)とは

OS(オペレーティングシステム、基本ソフト)は、パソコンのシステム等、根幹となる部分を管理しており、人間とコンピュータとの架け橋のようなことをしているベースのソフトウェアです。文書作成や表計算、インターネット閲覧などパソコンで利用するすべてのソフト(アプリケーションソフト)は、それぞれ対応しているOSが決まっているので、使いたいソフトが対応しているOSを選ぶ必要があります。たとえば、任天堂のゲームソフトで遊びたいと思ったら任天堂のゲーム機を買わなければ遊べないのと同じです。

現在世の中で有名なOSは主にWindows(ウィンドウズ)とMac OS(マック)、そしてLinux(リナックス)の3つ。

とはいっても、マイクロソフト社の力が強く、近年一般家庭向けに販売されているパソコンでマイクロソフト社のOSであるWindows以外を入れているパソコンはほとんどありません。

そこで当サイトでは、OSにWindowsを選択することを前提に話を進めております。

Windowsには「Windows3.1」⇒「Windows95」⇒「Windows98」「WindowsNT」⇒「WindowsMe」「Windows2000」⇒「WindowsXP」⇒「Windows Vista」・・・とその技術進化の過程やターゲットとなる利用者層の違いでいくつかのバージョンやエディション(種類)が存在します。

ここでは、Windows Vistaを選択する場合について説明します。

Windows Vistaには、ターゲットとなる利用者層の違いにより8つのエディションが存在しますが、有名どころは以下の4つ。

Windows Vista Home Basic(ホームベーシック)
Windows Vista Home Premium(ホームプレミアム)
Windows Vista Business(ビジネス)
Windows Vista Ultimate(アルティメット)

「ホーム」と名の付いているものが一般家庭ユーザー向けで、ビジネス用途に特化したもの(テレビの視聴機能などを省き、企業で複数パソコンを利用する際に必要な機能を付ける等)が「ビジネス」、「ホーム」と「ビジネス」全ての機能が付いているものが「アルティメット」となっています。

一世代前のWindows XPのエディションからの進化過程という面から見ると、「Windows XP Home Edition」+「Windows XP Media Center」⇒「Windows Vista Home Premium」、「Windows XP Professonal」⇒「Windows Vista Business」という感じでしょうか。

⇒各エディションの詳細は、Windows Vistaの公式サイトをご覧下さい。

ここは全部入りの「アルティメット」を選択したいところですが、定価で「ホームベーシック」と「アルティメット」の価格差は約2万円!ちょっと選択しがたいです。機能を見てみると、一般ユーザーならば「ホームベーシック」か「ホームプレミアム」で十分でしょう。

ただ、「ホームベーシック」には、Windows Vistaの特徴とも言える「Windows Aero(ウィンドウズエアロ)」という機能(ガラス風の透き通ったプロパティや、「Windows」キーと「Tab」キーを押して3Dでタスクを選択する「Windows 3D フリップ」など)が使えません。新しいWindowsを楽しみたいと思うならば、間違いなく「ホームプレミアム」をオススメします。

日経BP社のサイトにこんな記事が載っていましたので紹介しておきます。⇒「Windows Vistaは Home Basicを買ってはいけない?」

今後も、マイクロソフト社はビジネスユーザー向けとホームユーザー向けといった利用者層を分けて商品を出してくると思いますので、自分の用途に応じてOSを選択しましょう。


【参考:Windows XPを選択する場合】
Windows Vistaよりも一世代前のOSですが、年月を経て不具合などを解消し続けてきたため、動作が安定したOSとなっています。また、必要とするパソコンの能力も低くて済むうえ、対応する機器やソフトが豊富なので、「とにかく安価に済ませたい」「すぐ新しいパソコンに買い換える」「新しいOSは不具合がたくさん出そうで不安」「使いたいソフトがVistaに対応していない」といった方々にはOSにWindows XPを選択するということも検討してよいでしょう。

この場合は、
Windows XP Home Edition(ホームエディション)
Windows XP Professional(プロフェッショナル)
といった選択肢から選ぶことになります。

上記例をマイクロソフト社のページから要約して説明すれば、Windows XP Professionalは「ビジネスユーザーおよびハイエンドユーザー向け」バージョンで、そこから家庭で使用しないいくつかの機能を削除して「ホームユーザー向け」にしたバージョンがWindows XP Home Editionです。文書作成ソフトや表計算ソフト、インターネット、ホームページ作成、デジカメ画像編集などを行う程度であれば、Windows XP Home Editionで充分です。

ビデオ鑑賞等の機能を付与したWindows XP Media Center Edition(メディアセンターエディション)は、キーボードやマウスを使わずにリモコンを使ってTVやDVD鑑賞等をしたい方におすすめのOSです。しかし、逆にオリジナリティ溢れる機能が多く、「一般的なパソコン」ではなくなってしまう可能性があるので、個人的にはパソコン初心者にはお勧めしません。

□次に確認しておきたい知識→マザーボード、チップセット

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