能登半島、金沢、五箇山をめぐる3日間の旅
1日目 能登半島、金沢、五箇山をめぐる3日間の旅

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[ 概要 | 高速バス → 五箇山 → 千里浜巌門宿守屋寿苑 ]
五箇山(菅沼合掌造り集落)
高速道路を利用して約1時間半。となりの富山県にある五箇山に到着。

五箇山は、平成7年12月に「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として白川郷と共に世界文化遺産に登録された集落で、わらぶき屋根の家々がなんともいえない懐かしさを感じさせます。ちなみに今も人々が住んでおり、民宿などを運営しています。

参考サイト:五箇山商工会「五箇山彩歳」
参考サイト:五箇山ねっと

五箇山集落は菅沼(すがぬま)と相倉(あいのくら)の2箇所に分かれています。最初は五箇山インターに近い菅沼の集落に向かいました。

とにかく“絵になる”風景がそこには広がっていました。黄金色の稲穂が広がる田んぼの向こうにわらぶき屋根の家々が立ち並んでいる・・・。たまりませんねぇ。

この菅沼集落では、五箇山民俗館と塩硝の館を見に行きました。(両館共通券300円)

集落の成り立ち、暮らしの様子、鉄砲の弾に必要な塩硝作りの解説など、五箇山集落に関して実際に使われていた器具などを見ながらの解説は勉強になりました。
地図
世界文化遺産の五箇山「菅沼」合掌造り集落。絵になる風景が広がっていました。


集落にある田んぼでは、稲が収穫時期を迎えていました。稲穂には米が満載。これも絵になります。
五箇山(相倉合掌造り集落)
菅沼から車で少々北上したところに、菅沼と同じく世界文化遺産に登録されている相倉合掌造り集落があります。

こちらも、とても絵になる風景が広がっていました。だいたい菅沼と同じ雰囲気ですが、集落の大きさは菅沼より大きく、民宿の数もこちらのほうが多そうです。

ちょうど一軒、わらぶき屋根のわらを葺き替えている光景に出会いました。こういう光景を見ていると本当に別世界にいるようです。

でも、もちろん各家では電気が使えます。電柱や電線が見当たらないのは、地下に電力線を走らせて地下から一軒一軒各家に電気を供給しているから。この技術は高価なため、都心など景観に配慮した場所でしか実現されていません。また、万が一の火災に備えて、瞬時に各家に向けて外から自動で放水できる最新システムが完備されていました。

実際にはかなり最先端のハイテク村なのかもしれませんね。

世界文化遺産の五箇山「相倉」合掌造り集落。こちらも絵になる風景が広がっていました。


わらぶき屋根のわらの葺き替え風景に遭遇。青いビニールシートが今風って感じでしょうか。
五箇山とうふと自家製そば
菅沼と相倉との間にある「拾遍舎」というおそば屋さんで昼食。

お蕎麦屋さん:こきりこ農園 拾遍舎

五箇山のとうふは、普通のとうふよりも硬い。歯ごたえのあるなんともいえない硬さがたまらない。
五箇山の山菜たっぷりの山菜そばもとてもおいしかったです。

このお店、毎週水曜の定休日以外にも食材を探しに山へ出かける事があるそうな(12月上旬〜3月上旬冬季休業)。開いていてよかったよかった。

さて、五箇山ののどかさを見た後は、Uターンして千里浜なぎさドライブウェイへと北上です。

五箇山とうふのお刺身。真の五箇山とうふを味わえました。微妙な硬さがたまりません。


山菜そば。山菜がたっぷり。揚げ豆腐もワンポイントでとてもおいしい。