能登半島、金沢、五箇山をめぐる3日間の旅
3日目 能登半島、金沢、五箇山をめぐる3日間の旅

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[ 概要 | 金沢駅・にし茶屋街 → 妙立寺武家屋敷兼六園ひがし茶屋街近江町市場金沢駅・高速バス]
金沢駅前でレンタサイクル
金沢市街地のたいがいの名所は直径約2.5kmの範囲内に納まり、妙立寺でも20分程度で行けるようなので、レンタサイクルを借りることにしました。

レンタサイクルを駅前で実施しているのは、JR金沢駅と日本レンタカーの2箇所。ただし、それぞれ利用時間と料金が異なります。JRは1,200円で8:00〜20:30までなのに対し、ニッポンレンタカーは1,050円で8:00〜18:00まで。(⇒参考資料

まぁ、18時まで名所を回って、あとバスに乗る22時までお土産屋さんでも回っていればいいかと考えて1日あたりの料金が安いニッポンレンタカーで8時ジャストに借りました。

後述する妙立寺に10時半の拝観予約をいれておいたので、まずは近江町市場で朝食をとって行こうと考えました。しかし、いざ近江町市場についてみると、朝市は行っているものの、食事屋さんは午後からの開店という場所ばかり。泣く泣く、朝食抜きということに。余談ですが、朝市に入ったとたんに魚屋のお兄ちゃんに5,000円の豪華カニセットを売りつけられそうになりました。断る勇気を持つのはなかなか大変。

借りた自転車。カゴは大きいものの、変速ギアがついていないので上り坂はなかなか大変。
にし茶屋街
路地を曲がった途端現れる木造の家々。金沢の情緒が感じられる茶屋街の1つです。ここは1820年(文政3年)に加賀藩12代藩主前田斉広によって作られたという藩政時代からの長い歴史をもつ茶屋街で今でも料亭や芸妓置屋が軒を並べています。

現存する茶屋街の中では、一番かかえる芸妓さんの数が多いとのことですが、街自体はとても小さい感じです。西茶屋資料館(無料)2階には茶屋を再現した部屋があり、雰囲気を味わうことができます。

ちなみに、資料館1階には大正時代のベストセラー作家、島田清次郎に関する資料展示が多数ありました。なんでだろうと思っていたら、なんと島田清次郎が幼少期を過ごした場所に建てられたのがこの資料館だということ。納得です。

にし茶屋街の一角には甘納豆屋さん「かわむら」があります。美味しそうだったので早速一袋購入してしまいました。後で知ったことですが、この「かわむら」さんには全国から多くのリピーターが訪れているほど有名だそうです。(⇒参考資料

この辺で妙立寺の予約時間が迫ってきたので、にし茶屋街を後にしました。

にし茶屋街の風景。現存する茶屋街の中では、一番かかえる芸妓さんの数が多いとのことですが、街自体はとても小さい感じです。


西茶屋資料館の2階。茶屋の雰囲気が味わえます。