能登半島、金沢、五箇山をめぐる3日間の旅
3日目 能登半島、金沢、五箇山をめぐる3日間の旅

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[ 概要 | 金沢駅・にし茶屋街妙立寺 → 武家屋敷 → 兼六園ひがし茶屋街近江町市場金沢駅・高速バス]
武家屋敷跡
「あんみつが食べた〜い」ということで、ガイドブックで目をつけた甘味処「金花糖」に向かっていたら、いつの間にか名所の武家屋敷跡地である長町(ながまち)を通っていたので足を止めました。

いや、実際には金沢市役所の職員の方?に観光アンケートをいきなりお願いされ、答え終わって辺りを見回したら武家屋敷跡地だったというのが正しかったかもしれません。

余談ですが、誠実にアンケートに答えてあげたのに、謝礼が何もなかったのには残念。さらに、「金沢百万石まつりを知っていますか?」という問いに知らないと答えたら怪訝そうな顔をされました。あとで調べたらかなり大掛かりなお祭りであることを知りましたが、地元民じゃないし金沢に今までそんなに注意を払っていない観光客に対して「知っているのは当然」という態度をされては困ります。(地元神奈川の金沢区で行われる金沢まつり花火大会ならよく知っていますが・・・。)

ウェブサイト:金沢百万石まつり

さて、長町の武家屋敷界隈は複雑に曲がりくねった道ばかり。これは前田利家が敵の攻撃を防ぐために考えた道の名残とのこと。もともと藩の重臣、長家の家臣たちが住んだ町で、当時は禄高や身分に応じて、屋敷の広さや構え、塀の高さも違っていたようです。

武家屋敷は今でも住居となっているところがほとんど。家々の外壁は昔ながらの土塀だけど、中に建っている家屋は近代的な造りというちょっとアンバランスさがたまらない・・・と思うかどうかはあなた次第です。

ちなみに「彩筆庵」と「野村家屋敷跡」の2軒では内部公開をしているので、武家屋敷に興味のある人は行くべきでしょう。私は早くあんみつが食べたかったので資料館全部通過。

甘味処「金花糖」は狭い路地の中央くらいにあり、最初から目指していかないとわからないような場所にありました。

紹介ウェブサイト:甘味処「金花糖

営業時間はお昼ごろから日が暮れるまで。フルーツ以外はすべて手作りのため、品切れになり次第閉店というところがたまりませんね。お店では、韓流を有名にしたドラマの音楽がかかっていました。女将さんは韓流ドラマファンかも?

クリームあんみつ750円は、甘いけど甘すぎないとろける美味しさ。こういう場所にピンポイントで行けるのはレンタサイクルの特権ですね。さきほどの武家屋敷街で観光バスから降りてきたツアー客のおじさんに「自転車借りられるの?ツアーだと行きたいところに行けなくてねぇ。」と声をかけられた記憶がよみがえりました。

武家屋敷跡が並ぶ長町。


甘味処「金花糖」。狭い路地の間にあって場所はわかりにくい。


甘味処「金花糖」のめいぶつ、クリームあんみつ。美味しすぎ。